核融合発電の長所・短所

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核融合科学研究所は4月9日に世界最大の核融合炉で行われた、
高温プラズマを生み出す実験で、プラズマのイオン温度が8500万度、
電子温度が1億5000万度を記録し、今までの研究最高記録を塗り替えたらしいですね。

日本の核融合発電の計画としては、


・1リットルの海水から石油2500リットル分と同じエネルギー量を取り出すこと。
・環境にも極力害を与えずに、大規模に発電を可能にすること。
・日本の核融合発電では、危険な放射線物質が出ない。
発電で発生した、放射能レベルは100年くらいで十分に低下し、リサイクルすることができる。


これは凄いことですね！
プラズマエネルギーが実用化すると、石油いらずになりますね。


「核なんて悪いに決まってる！」

とあなたも思ったかもしれません。


現在の原子力発電所が、この核分裂を利用した発電です。
扱いを間違えると取り返しがつきません。
あなたも記憶に新しい、福島原発の事故がそうです。


『核融合』は『核分裂』とは全くの別物なので、
それを少しでも分かってもらえればと思ったので、軽く説明します。


核融合の長所・短所は、

長所：
・危険な放射線廃棄物があまり生じないこと。
・二酸化炭素が出ない。
・核分裂のような暴走が原理的に起きない。
・水素などのそのへんにある物、安い資源を使えること。

短所：
・すごく大きな施設が必要な為、ものすごくお金がかかること。
・技術的にすごく難しい。


と、こんな感じのメリットやデメリットがあります。
要するに危険な物質であるウランを使わないということですね。
だから爆発もしないし、暴走することもないんですよ。


プラズマが生成できるようになると、
世界のエネルギー問題がもしかしたら解決するかもしれませんね。


科学が進歩することは凄く良いことだとは思います。
ただし、万が一が付き物なのも科学の実験だと思っています。


そして万が一が起こってはいけないのも、
核だと思っています。
もう想定外でしたじゃ済まされないんですよね。


僕が言うのもなんですが、
そのことを念頭に置きながら、研究や実験などに取り組んでほしいですね。

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タグ：核融合発電 長所 短所